未来と世界へのプラス

大学生が成長し、少しでも前向きで充実した毎日を送るための情報をお届け!

大学生が日常から成長する方法とは?非日常な経験をせずとも成長する方法

 

大学生が同じような作業をしたり、活動をしたり、その他日々を過ごす中でも、差が出てきます。

私が所属した委員会でも、活動の中で、たくさん意見を出したり、案を出せる人、問題点を的確に見抜くことができる人と、苦手としている人がいるようです。その違いは何でしょうか?理由はいくつかあると思いますが、ここではその要因の一つについて書きます。

小さな点でもおろそかにせず「気づく」力を持っている

 差を「つけられてしまう」人の理由の1つとして考えられるのは、自身が自分についての小さな点について気づくことがないということです。そして気づいた点に対してアプローチが継続的でない、あるいはしていないという点です。

 

たとえば、シンクのまわりに水が飛んでいる状態を見て、何も思いませんか?何も思わないなら、あなたは気づく視点を一つ失っていることになります。

 

「汚いな」「きれいにしたいな」と感じる人は、日常から、汚れていたらさっと一拭きする習慣があるでしょうか?

 

ないとしたら、おそらくそのうちに、その「汚い状態」が当然となり、「汚いな」と感じる場面も減ってくるでしょう。

 

減ってくると、外でどこかが汚れていたら「さっと一拭き」する配慮もとっさにできなくなります。またこの場合、「シンク周りをふくこと」が目的ではありません。「快適な空間を作ること」「綺麗で気持ちの良い場を作ること」を実現し、自分が快適な美しい場所で生活するために行うのです。

 

汚かったシンクがきれいになる喜び、楽しさ、快適さ。きれいだな、気持ちいいな、という思い。それを感じていくこと、そして自分がそのたったそれだけの行為であっても継続していくことによって、「それまでできなかったこと」が「できるようになる」体験を重ねていくことができます。

 

ただふくことではないのです。

 

シンクが綺麗になると、ほかの部分もきれいにしたくなるかもしれない。机の上、本棚の一段。

 

綺麗に整頓され、汚れもなくされている場を実現することで、自身の快適も増えていきます。自分ができることも増えていきます。

 

そのような喜びを感じていくことです。

 

「少し拭くだけではないか。そんなことか」そう思われるかもしれません。あくまで例のためしっくりこなかった方もいるかもしれませんが、そういった小さな積み重ね、「自身に至らない点」や「自身にとってマイナスな生き方」を自覚し、そこについて毎日、10秒でも20秒でも改善するための「行動」をしているでしょうか?

 

分析力に優れ、どんなに知識が豊富で頭が良くても、自身のマイナスを「自覚」はしているが「行動」してないない、継続していない場合が多いと感じます。

 

「分かってる」

 

そういう言葉やそれを示唆する冷たい視線は何度も受けてきましたが、そういった態度を取る方の方が、むしろ分かっていないものです。頭ではわかっていても、本心から分かってはいないのです。本心でわかっていれば、それ相応の行動ができるはずです。

 

苦しむのでなく、馬鹿にすることもなく、毎日少しずつの行動を積み重ねていくことが、自身ができなかったことをできるようにしてくれます。

 

先ほどのシンクの例は、汚れた空間の中で暮らすことで快適を損なう生き方をしているという自身のマイナスに対するアプローチの例ですが、靴をそろえる、早寝の習慣を続ける。これらを継続することだけでも積み重ねです。

 

日々の自身の歩みや小さな成長を喜び、感じ取り、実践していく。

その積み重ねで伸びていくのです。

 

ところで、大学生は「非日常な場で経験して飛躍的に成長する経験」や、「ためになる経験」としてインターンシップやボランティア、留学その他、多くの経験を積もうと能動的に行動することが世間的に好まれがちです。

 

またそのようなことに喜びや価値を見出す方も非常に多いことでしょう。また現実に飛躍的に短期間でグングン成長をみせつける強者も存在します。

 

ですがそこにばかり目を向ける方には、私は警鐘を鳴らしたいのです。

 

「非日常経験」やセミナーなどばかりに目が行き、日常の小さな積み重ねをおろそかにし、セミナーやインターンで感じたことをその後で活かさない、ないしは忘れてしまう方もいるようです。

 

自分を成長させる経験は、実は日常の小さな経験や自身の行為の中にあります。そして、小さな言動の中に、自分のマイナスや、自分ができていない点や至らない点、直すべき生きる基準とも言うべきものがあります。

 

相手に対するものの言い方、書類整理の仕方、話の仕方や手順、ちょっとした仕草や立ち居振る舞いなどの中に、マイナスが出ていることがあります。

 

それらは気づかぬレベル、支障なきレベルかもしれませんが、放置しておくと大きなマイナスを生むきっかけになります。

 

忘れ物ばかりする人は、確認不足かもしれません。確認不足を自覚するあるコンビニ店員の方は、おつりを数えるときに3回確認を徹底して間違いを防ぐと言います。このコンビニ店員の方はおつりを間違えまいという思いもありますが、自身の確認不足、「抜けてしまう」癖を直したいという思いから「確認」を徹底していたようです。

 

部屋が汚い人は、頭の中もごちゃごちゃしている可能性があります。優柔不断で、判断の材料を整理できない、必要なものがすぐに見つけられずに時間を浪費するなどマイナスにつながります。

 

それは、大切な場面での判断ミスや、大切なものを大切に扱わずに紛失するなど、大きなマイナスを生み出す可能性があります。

 

ほんの少しの日常の行為から、気をつけていく。一つずつ。そうすれば、大きなプラスへとつながっていきます。小さなマイナスは小さいうちに摘み取り、大きなマイナスにつなげましょう。

 

自分で気づくことができないことも多いものです。そんな時こそ、自身の友人や、長く時間を共有する同じ組織の仲間からのフィードバックを大切にしましょう。

 

組織活動は、自身が何かしらの行為を重ねる連続です。他者とのかかわりも自然に生まれます。言われること、自身への態度、自分が行っていることに対しての反応などを参考にすれば、おのずと課題は次々に見えていくでしょう。