未来と世界へのプラス

大学生が成長し、少しでも前向きで充実した毎日を送るための情報をお届け!

民法とは?民法を学ぶ意義やメリットを解説 法律に詳しくなる以上の意味を解説

 

民法を学ぶと聞くと法律に強くなると言うことが真っ先にイメージされることでしょう。

もちろん法律に強くなると言うことは間違いではありません。ですが、民法を学ぶ中で得るものもたくさんあります。

 

では民法を学ぶ中でどんなものを得ることが出来るのでしょうか。

民法の成り立ちを学ぶ

当然ながらまずは民法のことを学ぶことが出来ます。民法が出来るには憲法があり、基本的人権の尊重であったりと民法が出来るまでの成り立ちを知ることが出来ます。

 

民法と刑法は同じ憲法を元にしているものですが、その作りはまったくの別物となっています。世界各国を見ても刑法は同じような仕組みになっており、多少の違いはあっても根本的には同じものと言えるでしょう。

 

しかし、民法はその国で育った文化や歴史が大きく関与しています。どうしてこのような民法が出来たのか、その背景を知ることで歴史や文化に触れることが出来ます。無論今現在と当時を比べると大きな差があり、理解が難解と言うこともあります。

しかし、過去から現在まで同じような事例は必ずと言っていいほど起こります。同じような事例を目にした時に過去の背景を知っていることで解決法を素早く導き出すと言うことが可能になってきます。まずは第一段階として民法の成り立ちを民法を学ぶ意義として得ることが出来ます。

多角的視点を得られる

例えばある事件が起こったとして、このケースはどの民法を適用することが適切か、と言うことを議論します。この事件を元に民法Aが適切と唱える人もいれば、民法Bが適切と唱える人もいるでしょう。

議論は実際の法廷ではありませんので、「何が正解か」と言うことは求められていません。ですが、「何が正義か」と言うことは強く要求されます。正義の概念はまさに十人十色です。自然科学のように実験で正解を確かめられることとは違い、その人の考え方や事象の受け取り方で大きく変わります。

このことを議論する中で、自分と他人との価値観の違いを学び、「こう言う考えもあるんだ」と言うことを知ります。また、どうしてその結果を導き出したのか、と言うことを知ることで自分自身にも新しい考え方が生まれます。正面から見た姿がすべてではない、と言う多角的視点を養うことに繋がります。

民法の多くは是か非かと言った二者択一で結果が出ることはまずありません。立場が変われば、見方が変われば、考え方が変われば、と一つの事象でも多角的視点で見ることが出来ると言ったことも民法を学ぶ意義でしょう。

取捨選択から組み立てる

先ほどのように人それぞれ正義の考え方は違います。議論を行う中で様々な意見が飛び交うこととなりますが、すべてが自分の考えと合致するわけではありません。中には対極的な意見もあるでしょう。あくまで大事なことは「自分はこう考えた結果こう言う答えを出す」と言った思考の過程です。

そして思考の過程には情報を取捨選択し、必要な部分を組み立てると言ったことが必要になります。実はこの取捨選択の中から組み立てると言った作業が非常に難しく、なかなか身に付けることが出来ません。

民法と言う多角的視点が必要になる場面では、非常に多くの試行錯誤をすることになります。そうした中で取捨選択からの組み立てを数多くこなすことになりますので、柔軟な思考が養われていきます。

パズルのようでプラモデルのようでもある民法、何が必要になるかを見分ける能力と組み立てる能力は社会に出ても必要な能力です。こうした能力を培えるのも民法を学ぶ意義になります。

価値観のバランス感覚

民法が使われる場面では双方の利害関係が争点となり、まず何よりも把握しておかなければならないことになります。社会経験が浅い場合は、何が損害で何が利益かと判断することは難しいでしょう。

民法を学ぶことにより、その見識を広く深いものへと昇華させることが出来ます。特に大事なことは価値観のバランス感覚です。

何を損害かと感じているかを察することが必要になりますので、物事の程度を知っていなければなりません。極端な例を言えば、10円しか損をしていないのに1万円を請求することは整合性が取れておらず、バランスが悪いことです。

極端な例を用いれば誰でも簡単に理解することは出来ますが、実際の事例はさらに綿密で複雑です。正義を唱えるにしても価値観のバランス感覚が養われていなければ、大仰な正義と笑われてしまうかもしれません。価値観のバランスは実際に社会に出て経験する「人生経験」がものを言います。

しかし大学生が人生経験を得ることは非常に難しく、現実的ではありません。民法を学ぶ意義として、価値観のバランス感覚も得ることが出来るでしょう。

大学生が民法を学ぶ意義とは?まとめ

このように民法を通じて様々な能力や感覚を学び、養うことが出来ます。特に多角的視点は価値観の違いを認識し、実感出来る貴重な体験になります。自分とは異なる考え方、価値観を学ぶことで幅広く見識を広められ、他人との違いと言うものを強く実感することでしょう。こうしたことは社会で必要不可欠なコミュニケーションの形成にも役立ちます。人との差異を理解し、よりコミュニケーションを形成しやすくする。大学生が民法を学ぶ意義はここにあります。