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不動産の勉強とは?不動産を勉強する意味や価値とは?

 

今回は、大学生が不動産の勉強をする意味について、記事を寄稿していただきました。大人の方にも価値のある内容となっていると思われます。参考にして下さい。

不動産の勉強とは?

私は以前九州工業大学で「宅地建物取引主任者」(今は宅地建物取引主任士)の授業を担当していました。不動産関係の資格です。受講者の半分は建築科以外の学生さんでした。

 

受講生に「どうしてこの資格を受験しようと思ったの?」と聞くと「就職のため」と言っていました。今の小学生に不動産の仕事って「何か」と聞くと「詐欺の仕事?」と残念な答えが帰ってきます。とても切なくなるのですが、「不動産」とは「土地」と「建物」のことなのだと教えると「そうなのか」と納得してくれます。

そう、「不動産」の勉強は「土地建物に関わる法律」なのです。

土地建物の「法律」を学ぶには「民法」を基本的に知っていなければ理解ができません。民法を勉強することは、現実社会のルールを学ぶことに他なりません。

 

今現在「成人」は20歳以上ですが、近い将来「成人」は18歳になる可能性があります。民法では20歳未満の未成年の行為は守られています。大学2年生までは子どものままで、「法的行為」は親の責任です。

しかし、20歳になったとたん、「責任」が発生します。もちろん、高校を卒業してからすぐ社会に出れば、大方の「やってはいけないこと、わるいこと」は20歳になるまでには身につくであろうと私は思っています。

 

しかし、バイトもしたことがない大学生には「やってはいけないこと、わるいこと」だけではく「逃げることができる権利」すら分からないまま、社会に出る可能性があります。所謂「社会の常識」です。

社会の常識はもちろん空気を読むことも大切です。が、「逃げる権利」を分からないまま社会に出てしまうととても危険だなぁと思います。

例えば、「ブラックバイト」。お金をいただける権利があるのに、未知ゆえに悪い大人がその権利を隠すこともあります。それだけでなく、「休憩時間」すら奪うこともあります。

 

更に言えば「パワハラ」「セクハラ」に対してどういうことができるかという知識もそうです。

 

仕事をやめる権利も同じです。社会に出る前に不動産を通して「生活に関わる法律」に基づく権利を学ぶことは大切だと断言できます。

銀行や建築業界さらに地方公共団体と就職の幅が広がる

更に、「不動産」の勉強をすると、銀行や建築業界さらに地方公共団体と就職の幅が広がるのも事実です。また、家を借りたり貸したりするときのトラブル回避としての法律も勉強できます。

 

更には将来相続をしたときにどんな形で引き継ぐことができるかなどの知識も身につきます。将来不動産に関わる仕事をしなくても、生きているうえでは一度は「不動産」と関わる可能性があります。

 

そのときに「無知」だと、もしかしたらせっかくの「権利」を失うかもしれません。自分の財産や「寝床」を守る上でも不動産の知識は生きてきます。社会人になると「イチ」から法律の知識を学べないかもしれません。

 

大学時代のゆとりのある時期に「不動産の知識」を学ぶことは、自分のことを自分で守れる大人になる第一歩だと言っても過言ではありません。不動産の知識があれば社会人になって「お部屋」を借りるときにも役立ちます。

 

例えば「敷引き」の意味を知るのと知らないのでは違います。不動産業者によっては「悪徳業者」も居ます。悪徳業者にひっかからないためには「不動産の知識」があれば上手く逃げることができます。

 

また、損が出たら賠償責任請求ができるかを判断できるまでの知識があれば怖くはありませんね。弁護士になるまでの知識とは言いませんが、トラブルを回避する知識があれば心の病気になる若者も少なくなると思います。世の中には優しい人がたくさんいると同時にずるい人も沢山居ます。

 

ずるい人の言いなりにならずに、自分で解決策をチョイスできたり、一人で抱えずに弁護士に相談できる「行動」を起こす原動力は「知識」にあるのではないでしょうか。