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音楽を学ぶ意義やメリットとは?教養としての音楽の価値や重要性を解説

 

音楽を学ぶ意義とは?音楽は実用性がない…。そう思われるかもしれません。しかし、音楽家になる方以外でも、音楽を学ぶ意義とはあるのです。

この記事では、大学生が音楽を教養として学ぶ意義について解説します。

 

自己実現や他人との交流を通しての心の充足感

「音楽が好き」と言う方であれば音楽を学ぶことは必然となってきますが、それ以外の方が音楽を学ぶことにはどのような意義があるのでしょうか。

 

 

今、社会は大きく変化しており、IT化やグローバル化によってその環境は一変しました。

 

そんな中で求められているのが自己実現や他人との交流を通して心の充足感と言ったものになります。

 

 

大学生が音楽を学ぶ意義はこうした心の充足感を事前に体感し、今後の社会生活において生かすためと言えます。

 

大学生は音楽を通じて感情表現の方法を学べる

では、音楽を学ぶことにより何が養われるのでしょう。

 

当然ながら、人には感情や意思があります。
そしてそれを伝えたい本能があり、それが身体や言語を通して表現されます。

 

人は、子供の頃は手足をバタつかせ、四肢で感情を表現します。
そして、成長を続けるうちにもっと大きな感情表現を得ようとします。

 

大きな感情は、感情をより多様かつ洗練された方法で表現したいより多くの人に意思を上手に伝えたい、もっと大きな世界を知りたい、と言う欲求に変化します。

 

この欲求が様式化されたもの、それが音楽です。

 

音楽を学ぶことにより、より効率的でより効果的な感情表現を学ぶことができます。

 

表現をする、と言うことは人間の成長には欠かせないものであり、それは子供の頃から大人になっても共通して言えることです。

 

モノが溢れる時代となった昨今では心の豊かさが問題視され、感情を表現すると言う一見当たり前のようなことですら難しいものとなっています。

 

日々の生活の中で、心の豊かさの匙加減を自身で理解していなくてはいけません。

必要なものを必要な分だけ学ぶと言った点では、音楽の優位性は損なわれることでしょう。

 

仮に社会を生きるのに必要なだけの、国語と数学だけを学んでしまった場合どうなってしまうのでしょう。

 

英小児科医・精神分析医ドナルド・ウィニコットは20世紀初頭にこのようなことを言っています。

 

「個性の発達や民主的な市民精神の形成には、子どもにとっては遊びが、大人にとっては芸術が重要な役割を果たす」

 

これは、人の成長において芸術は感情移入の能力を養い、伸ばしていくことにあると言う考えになります。

 

社会を生きるのに必要な国語と数学だけを学んでるだけでは決して養うことのできない大切な感情です。

 

この部分が欠落してしまうと、感情表現が上手くいかず憂鬱な毎日を送ることになってしまいます。

治療においても音楽の重要性が重要視されている

昨今の日本では鬱病の発症原因や対処法が問題視され、様々な方法が試行錯誤されています。

 

内服による治療では限界がある鬱病の治療ですので、前もって対策するために心の豊かさの追求、すなわち音楽などの感情表現が重要視されています。

 

こうして音楽を学んだ先にあるものはなんでしょう。

 

国立音楽大学副学長・日本ダルクローズ音楽教育学会理事の神原雅之氏はこのように言っています。

 

「音楽のスキルのみならず、人が人として生きていく上で大事なもの、ヒューマニズムを音楽を通して気づかせることができます」

 

これは国語ができれば良い、数学ができれば良いと言ったものではなく、人本来の社会性を得ることできると言ったことになります。

 

人はその文字の通り、支えあって生きていくものです。

集団行動を摩擦なくスムーズにこなすためにはこの社会性と言ったものが重要になります。

 

音楽などの芸術では感情表現を通し、人と人とが繋がることを気づかせてくれます。
心の豊かさと言うものは自分一人で得ることは決してできません。

 

必ず誰かに評価してもらい、その結果を受け止めることで発生するものです。

 

音楽によって感じ取られるものには感情を大きく揺さぶるものが多くあります。

人間の喜怒哀楽、信仰、想念、ユーモアなど聞く曲によって多種多様です。

 

 

音楽を学び、その曲の真意を知ることにより、人の表現力の幅広さ、深さ、凄みは計り知れないと言うことを改めて実感することでしょう。

 

これらのことは心を広げ、オープンにしていないと感じることはできません。

 

音楽には感情表現をすると言う側面の他にも、感情表現を受け入れると言ったこともあります。

 

忖度と言っては少々大袈裟かもしれませんが、社会生活において他人の感情を推し量ることは大事です。

 

決して国語や数学だけでは学べない未知の世界がそこには広がっています。