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女性学を学ぶ意義やメリットとは?

 

この記事では、大学生が教養として女性学を学ぶ意義を解説します。

日本ではジェンダーギャップ指数は2018年現在において最低値

日本におけるジェンダーギャップ指数は2018年現在において最低値を示しています。これは全世界144カ国中114位であり、先進国の中では当然ワーストクラスです。

ジェンダーギャップ指数とは、つまり男女間の格差がどれだけあるかという数値です。この指数が1に近づけば近づくほど男女間の格差はなくなり、逆にそこから遠ざかれば男女の間には不平等が生じます。

ジェンダーギャップ指数が全世界でトップであるアイスランドの指数は0.878、一方日本の指数はと言えば0.657。

トップですら男女が完全に平等であるとは言えませんが、しかし日本と比べればこの差は歴然でしょう。日本の社会における男女の扱いの不平等さは、雇用問題や教育の問題にも波及しています。

昨今の社会において大学の医学部における女性受験者への不平等な採点や、あるいは合格者の調整がそれを物語っています。女性を「産む機械」と表現した政治家を台頭として、まだまだ日本においては女性を家庭にいるだけのもの、あるいは男性よりも仕事というものに向かないものであるという考え方が根付いています。

女性学とは?その目的とは?

このような社会において、高等教育の享受者であり今後の社会を担う存在である大学生がジェンダーについて、ひいては「女性学」を学ぶことは非常に重要です。

ここで言う女性学とは女性の視点から学問、あるいは既存の価値観や倫理観を問い直す学問を指します。これまでの社会においては、必ず男性が中心になってきました。

女性はそれにつき従うだけのものであり、自ら社会を先導したり女性視点で社会が作られることはありませんでした。

 

そういった男性中心の社会の見方を、女性の視点から、つまり新しい視点から問い直すことで社会の基盤から考え方を変えていこうとする試みこそが女性学の目的なのです。

女性学を大学生が学ぶ意義とは?

女性が女性学を学ぶことによって得られるものは、今までの社会の在り方を見直す視点が得られるということですが、それ以上に男性にとっても女性学を学ぶことは非常にメリットのあることです。

男性が女性学を学ぶということは、つまり今までの社会に存在したもう一つの側面について見直し新しい考え方へと踏み出すことができるというメリットがあります。

男女が同じ比率であるということから考えると、社会はつまり、男と女の二つの要素で構成されています。

今までの考え方においては社会は片方の要素のみで構成され先導されてきましたが、しかしそれは一方でもう一つの要素を見逃してきたということです。

 

これらの見逃してきた要素を男性が認識することによって、まず社会構造の見直しがはかられます。

そしてさらに言うなら、女性というものやあるいは女性から見た、「まだ」不平等な社会をどのように変えて行けば社会がうまく回るようになるかということを考えるきっかけにもなるのです。

 

この考え方から得られるものは相当に多いでしょう。

たとえば今まで女性だけがなぜ化粧をしなければ「マナーがなっていない」と言われてきたのかを男性が考えれば、自分たちも身だしなみを整えることが必要であると考えることになるはずです。

 

それによってもたらされるのは男性の見た目の向上だけではありません。

何か一つの物事が変化すれば、それに伴って産業や工業も変化していきます。

 

男性に化粧が、さらに身だしなみを整えることが必要であるという再認識がなされればそれに伴った産業、たとえば男性向け化粧品メーカーが作られたりそれに伴った新しい広告が作られたり、またはそういったことを受け入れる社会の構成もできていくことでしょう。

 

女性学を学ぶということは、単に女性からの視点や認識を学ぶだけのものではありません。新たな視点を学ぶことによって、新たなビジネスのスタートのきっかけにもなりうるのです。