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リーマンショックの原因とは?影響とその後の爪痕。リーマンショックはグローバル化の証明?

 

リーマンショックの原因とは?リーマンショック後、その影響は世界中に広まった。その経過とは?この記事では、リーマンショックの原因とその後の影響について、詳しく解説します。

リーマンショックの起源とは?住宅バブルとキャッシュレス社会

アメリカでクレジットカードが普及した1990年代、2000年代。借金が借金と感じなくなりつつある風潮がありました。それに加え、住宅バブルが起こります。日本と同じように、アメリカでも銀行はお金持ちが使う存在でした。しかし、住宅バブルの中、銀行は庶民をターゲットに、家を買いませんか?と働きかけました。

貯金も担保もない中での融資など、銀行からすれば考えられないという声もありそうですが、今買った家は、2年後3年後に数倍以上の価値になる、という信仰に皆浸っていました。あなたの財産は増える。無理して借金しても、最初の金利は大したことではない、という信仰に多くの人がすがりつきます。

ですが日本のバブルのように、住宅価格が上がらなくなったら終わりです。

リーマンショック以前に知らず知らずに世界中に散らばっていたサブプライムローンとは?

アメリカの銀行は相当なリスキーなことをしているように思えますが、自分たちの懐は痛めていません。なぜかというと、サプライムローンは投資信託に少しずつ「ミンチ状」にして、各国の金融機関に分散されたからです。日本の銀行の投資信託にも…。

ですから気が付かないうちに、自分が銀行の投資信託として依頼していた分の一部が、サブプライム向けに融資されていた現状がありました。結果リーマンショック後、欧州の銀行は、知らぬ間に損失が広がっていて、対応のしようもなかったというのが現状です。

日本の銀行は閉鎖的なため、まだ蚊帳の外でしたが、ヨーロッパの銀行は大きな損害がありました。アメリカの銀行が当初の被害額を早急に公表しなかったことが、事態の悪化に拍車をかけました。

リーマンショックの影響とは?ヨーロッパまで波及した方法

ドイツ、フランスの銀行は大損。西欧の銀行は、ギリシャ、ラトビアなどの銀行に投資していたお金を引き上げ、それがギリシャの債務危機を引き起こします。ヨーロッパのポピュリズムは、リーマンショックが起源ともいえるのです。

また、ギリシャの破産はヨーロッパの危機につながります。ギリシャの国家財政が赤字となった結果、中東やトルコに近いギリシャの国境警備が手薄になりました。その結果、ギリシャの国境は、不法移民、難民、テロリストのヨーロッパへの入口になったのです。

このように、リーマンショックによる影響は世界中に広がり、グローバル化がいかに進展しているか、ということを証明するできごとであったと言えます。

リーマンショックと途上国との関係とは?

先進国各国は、リーマンショックによる痛手を受けます。一方、それまで途上国や新興国は、先進国ほど金融の結びつきはないとされていました。リーマンショック後最初の1年は。当時、先進国の経済と途上国の分断、ということが言われていました。先進国は先進国、途上国は途上国の中で影響を与え合い、先進国と途上国の間では経済の影響はないと…。

 しかし、中国のアメリカとの結びつきが大きかったなど、しだいに経済の悪影響は途上国へ及ぶようになります。世界経済は分断されてないということの証明になったできごとでした。

リーマンショックの政治への影響とは?選挙に痛手でオバマ大統領のとった方法とは?

アメリカにおいて当時オバマに痛手だったのは、選挙の時期が近かったことです。リーマンショックをきっかけにアメリカ経済に悪影響を及ぼしたままであれば、当選は絶望的。日本と異なり、衆議院の解散など選挙の時期を決められる体制にはないのがつらいところです。日本は勝てそうな時に選挙をするのが通例ですが…。

オバマが選挙までにやりたいのは、アメリカ経済の立て直しでした。

当時アメリカの2大産業であった

  • 自動車産業
  • 金融

が危なかったとされています。アメリカの自動車会社の大企業、金融業界の大企業は倒産寸前でした。メディアは、アメリカの自動車産業がグローバル化の敗者と言われていたこと、金融業は救うことで発展の原動力になると言われたことから、自動車業界に厳しく、金融業は助けるだろうと報じました。しかし、現実には逆でした。オバマ大統領は自動車業界におけるビッグ3は救い、金融業には厳しくでます。

リーマンブラザーズは倒産させます。ほかの金融業者も吸収合併させました。オバマはかつて選挙でたくさん票を得た人たち(自動車産業に勤める多くの人々)に冷たくはできなかったのです。自動車産業は、20世紀のアメリカの看板であったこともあり、つぶすことはできなかったようです。

リーマンショックの日本への影響とは?与えた影響の大きさ

サブプライムローンにへの関わりが薄かった日本は影響が少ないとも言われますが、実際は日経平均株価が低迷する不況をもたらします。不安視された米ドルが売られた結果、円高が進行します。日本の輸出産業は大損します。

東日本大震災により日本はさらに打撃を受け、不況から脱したのは2013年日銀の金融緩和政策からです。2013年、ようやく円安傾向になります。

リーマンショックの原因とは?原因と経緯を解説 まとめ

この記事では、リーマンショックの原因やその後の爪痕について見てきました。バブルや、市場の不安材料には目を光らせ、めまぐるしく変動する世界経済の変化やその兆候を見逃さないことが賢明です。